森保Jショック…久保建英が太もも肉離れで日本代表の“生命線”サイド攻撃に大打撃

アラベス戦は序盤から好調だった久保だが…(C)共同通信社

スペイン1部Rソシエダードの日本代表FW久保建英(22)が、日本時間1日キックオフの敵地アラベス戦で右足を痛め、前半終了間際にベンチに下がってしまった。

主戦場である右サイドで先発し、何度もサイドからチャンスメーク。背後から相手選手の徹底マークを受けながら、左足のヒールで股抜きパスを通すなど好プレーを連発していたが、好事魔多しとはよく言ったもの。

前半44分、ボールを追い掛けようとしてスピードダウン。右足太もも裏を手で押さえながら、ピッチにへたり込んだ。

すぐに医療スタッフが治療を施したが、結局ベンチ送りとなった。

「森保日本代表は英プレミアの三笘薫、仏1部の伊東純也を筆頭に左右のサイドアタッカーが人材豊富と欧州各国からも認められているが、これで久保まで戦線離脱となったら、森保ジャパンにとって大打撃」とサッカー関係者がさらに続ける。

「久保はサイドアタッカーの序列3番手。1番手の三笘が腰痛で、2番手の伊東が性加害騒動で代表招集外が続いている。久保はトップ下もこなせるので左の三笘、右の伊東との連係プレーで相手ゴールに迫って行くのも森保ジャパンの攻撃の生命線。これで久保の故障が長引くようなことがあれば、森保監督も頭が痛い」

日本代表のサイドアタッカーは三笘、伊東、久保に次いで4番手としてドイツでプレーする堂安が続き、5番手以降に仏の南野と中村敬、ドイツの浅野、スコットランドの前田と旗手といった名前が挙がるが、やはりトップスリーとのレベル差は否めない。

久保の右太ももの肉離れは「慢性化しているという噂があり、背中痛にも悩まされている」という話も聞こえてくる。

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平壌で行われる予定だった先月26日のW杯アジア2次予選の北朝鮮戦が中止となり、森保監督は胸をなでおろした一方、GK鈴木や日本サッカー協会はがっくり肩を落としているという。

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