今夏にシュツットガルからリバプールに移籍した遠藤航は、チェルシーに強奪されたモイセス・カイセドとロメオ・ラビアに代わるいわば第３の候補で、イングランドではほぼ無名の30歳とあって、加入時は懐疑的な見方もあった。
だが周知の通り、プレミアリーグの水に慣れると攻守に躍動。いまや替えの利かない存在となった。
英国メディア『HITC』は４月２日、その日本代表MFの獲得について、「エンドウがカイセドのミスを軽減した」と伝えている。
「リバプールはカイセド獲得にものすごい移籍金をつぎ込みそうになったが、エンドウが絶対的なスターになるのを見てきた。この日本代表選手はシュツットガルトからの契約時はほとんど知られていなかったが、カイセドの巨額の移籍金の何分の１かで加入した」
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同メディアは「エンドウは今シーズン、リバプールの中盤でその仕事量と守備能力でセンセーショナルな活躍を見せ、アレクシス・マカリステルとドミニク・ソボスライの背後に完璧な拠点を提供している」と称賛。こう続けている。
「たしかに、エンドウはカイセドのように、長期的な解決策にはならないかもしれない。だが、彼は絶対的な掘り出し物だった。カイセドのチェルシーでのシーズンは浮き沈みがあり、エクアドル人にとっては残酷な運命のいたずらで、リバプールがプレミアリーグのタイトルを獲得するのを座して見ることになるかもしれない」
リバプールにとって、日本代表キャプテンの獲得は期待以上の大ヒットとなった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
