コレコレ、松本人志からの性加害を訴える女性に直撃 約12万人が視聴

ユーザーローカル提供の「生放送リアルタイムランキング」を元に、日本のインターネットの1週間の動きを多角的に紹介する「Weekly HOT Streaming」。

政治ニュース、ゲームの大会、アイドルのライブ、VTuberの配信………様々なジャンルの話題が飛び出すこの連載を読めば、あなたもきっとインターネットの多様性と面白さに改めて気づくはずだ。

なお、ランキングの仕様上、国外の配信の情報が入ったり、カウントされていない配信もあるだろうが、その点は何卒ご容赦を。

今回は、3月24日(日)〜3月30日(土)の配信にフィーチャー。この期間の1位は、最高同時接続者数(以下、最大同接数)約12万を記録したYouTubeチャンネル「コレコレチャンネル」の配信だった。

出典:生放送リアルタイムランキング

コレコレ、松本人志からの性加害を訴える女性に直撃

「コレコレチャンネル」は、暴露配信で知られるライバー/YouTuber・コレコレさんが、主にインターネットカルチャーに特化したゴシップやタレコミを紹介するYouTubeチャンネル。

YouTube ライブ以外にもツイキャスやXなどのSNSを横断的に活用し、過激なニュースを世間に届けている。

同配信では、ダウンタウン・松本人志さんから性加害を受けたという女性との通話録音を公開。被害の実態やその真偽に迫っていくパートに注目が集まった。

松本人志vs『週刊文春』の裁判もスタート

2023年12月の『週刊文春』による報道を皮切りに、被害を受けたと証言する女性が次々と現れ、後輩芸人による“女性献上”疑惑なども浮上。世の関心がとぎれることがない本件。

なお、松本人志さんは、名誉を傷つけられたとして『週刊文春』発行元の文芸春秋および『週刊文春』編集長を2024年1月に提訴。

第1回口頭弁論が3月28日に行われ、『週刊文春』側は「記事は真実」として慰謝料請求棄却を求め、真っ向から争う姿勢を見せている。

すとぷりの告知配信を約6万人が視聴

最高同接数約6万で20位にランクインしたのは、エンタメユニット・すとぷりの配信。

すとぷりは、2016年に結成されたエンタメアイドルユニット。

YouTubeやツイキャスなどでの配信・楽曲発表から活動を広げ、今や5大ドームツアー敢行、地上波冠番組の獲得、アプリゲーム化と、活動の幅を広げている。

コンサートや握手会などを除き、表舞台に立つ際、メンバーの姿がアニメキャラクターのように表現されているのも、すとぷりの特徴。2023年末の『第74回NHK紅白歌合戦』にも、3Dアバターで出演していた。

すとぷり、映画化決定

配信内で、すとぷりは、グループ初となるアニメ映画『劇場版すとぷり はじまりの物語~Strawberry School Festival!!!~』2024年夏の劇場公開を発表。

映画では、メンバーであるななもり。さんプロデュースのもと、「すとぷり」の始まりの物語が描かれるとのこと。

人気グループが劇場アニメ化するとの速報を受け、Xに関連ワードがトレンド入りするなど、反響が広がった。

恋愛リアリティーショー『今日好き』初のオフラインイベント開催

最後にランキング外の注目トピックスをご紹介。

ABEMAの恋愛リアリティーショー「今日、好きになりました。(通称・今日好き)」初の大型オフラインイベント「青春祭 by 今日、好きになりました。」が、3月27日東京・Zepp Hanedaにて開催された。

チケットがソールドアウトする人気ぶりだったイベントの様子は、公式TikTok・公式YouTubeチャンネルで配信され、YouTubeライブだけでも最大同接数5万を突破した。

出演者たちによる恋模様がティーンを中心に支持を集める同番組。

60人を超える歴代キャストたちによるトークやステージパフォーマンスに、会場でも配信コメント欄でも「かわいい!」「尊すぎ!」などの熱い声援やメッセージが飛び交った。

思わず、MCのNON STYLE・井上裕介さんが「すごいな歓声……!」と観客の熱量に圧倒される一幕も。

また、4月スタートの新シリーズ「今日好き ニャチャン編」に、過去シリーズからるい(村澤瑠依さん)、ゆう(早坂ゆうさん)、てる(川端輝さん)が継続メンバーとして出演すると発表されると、客席からは大歓声が。

リアルイベントを成功させ、また新たなスタートを切る「今日好き」に注目だ。

© 株式会社カイユウ