気象庁は、中国地方では今夜（３日）はじめ頃からあす（4日）明け方にかけて、九州北部地方ではきょう（3日）夕方にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降り大雨となる見込みで、土砂災害・浸水害・河川の増水に十分注意するよう呼び掛けています。
黄海付近を東に進む低気圧から前線が九州付近にのび、きょう（３日）九州北部・中国地方を通過する見込みです。この低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となるでしょう。
今後の雨の予想は【画像①～⑮】の通りです。
雨雲が現在の予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。土砂災害、浸水害、河川の増水に十分注意してください。
きょう（３日）に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
・山口県 ４０ミリ
・福岡県 ４０ミリ
・佐賀県 ４０ミリ
・長崎県 ４０ミリ
・熊本県 ４０ミリ
・山陽 ３０ミリ
・山陰 ３０ミリ
きょう（３日）午前６時からあす（４日）午前６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
・山口県 １４０ミリ
・福岡県 １５０ミリ
・佐賀県 １３０ミリ
・長崎県 １５０ミリ
・熊本県 １５０ミリ
・山陽 １２０ミリ
・山陰 １２０ミリ
となっています。
土砂災害に警戒してください。低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
