2年連続準Vの古江彩佳は昨年決勝で敗れたタイ選手と同組、渋野日向子は初予選通過目指す 形式一新のマッチプレー大会きょう開幕

古江彩佳が得意のマッチプレー大会に挑む(撮影:GettyImages)

<T-モバイル・マッチプレー 事前情報◇2日◇シャドー・クリークGC(米ネバダ州)◇6765ヤード・パー72>

今週の米国女子ツアーは、きょう3日からツアー唯一のマッチプレー大会が行われる。古江彩佳が2年連続で準優勝している昨年大会までからフォーマットが一新。3日間のストロークプレーと、2日間のトーナメントで優勝を決める。

すでに予選ラウンド(2日間)の組み合わせも発表されている。日本勢は6人が出場。ここ2年決勝で悔しい思いをしている古江は、昨年決勝で敗れた前年覇者のパジャレー・アナナルカルン(タイ)に、ツアー通算3勝のアリー・ユーイング(米国)を加えた3人でのラウンドが決まった。今季7戦でトップ10入り4度の安定感を2季ぶりの優勝につなげたい。第1ラウンドは日本時間4日午前0時10分にスタートする。

今季ここまでまだポイント獲得のない渋野日向子も初出場。メジャー1勝のパーニラ・リンドベルグ(スウェーデン)、ツアー1勝のキャロライン・マッソン(ドイツ)とのラウンドでまずは今季初の予選通過を目指す。日本時間午後11時26分に初日のティオフを迎える。

畑岡奈紗はメジャー5勝(通算15勝)のヤニ・ツェン(台湾)と、通算1勝のアレクサ・パノ(米国)とともに回る。米ツアールーキーの稲見萌寧も出場し、こちらはシャイアン・ナイト、アンドレア・リーの米国勢2人とプレーする。勝みなみはアン・ナリン(韓国)、ステファニー・メドウ(北アイルランド)と、笹生優花はジャスミン・スワンナプーラ(タイ)、チェ・ヘジン(韓国)とのラウンドが決まった。

大会はまず3日間のストロークプレーを実施。2日目終了時点で上位65位(タイ)までの選手が3日目に進む。さらに3日目にセカンドカットが行われ、上位8人に入ると決勝トーナメントに進出できる。4日目に準々決勝と準決勝、最終日に決勝が行われる。

【日本勢の組み合わせと第1ラウンドスタート時間(日本時間)】
■1番スタート
3日午後11時48分:畑岡奈紗、ヤニ・ツェン、アレクサ・パノ
■10番スタート
3日午後11時26分:渋野日向子、パーニラ・リンドベルグ、キャロライン・マッソン
4日午前0時10分:古江彩佳、アリー・ユーイング、パジャレー・アナナルカルン
4日午前3時32分:勝みなみ、アン・ナリン、ステファニー・メドウ
4日午前4時16分:笹生優花、ジャスミン・スワンナプーラ、チェ・ヘジン
4日午前4時27分:稲見萌寧、シャイアン・ナイト、アンドレア・リー

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