関越道で事故 22歳男性が死亡…運転する車が横転、トラックが突っ込む 通行止め8時間、トラック運転手を逮捕 深夜に中央車線で車横転、トラック衝突前…すでに車外へ男性は出ていた

横転車両にトラック衝突 関越道下り、男性1人死亡

 2日午前1時38分ごろ、埼玉県川越市下松原の関越道下り線で、トラックと普通自動車が絡む事故が発生。事故の衝撃で、普通自動車の運転手と思われる川越市豊田本5丁目の会社員、男性(22)が全身を強く打ち、その場で死亡が確認された。

 県警高速隊は同日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、トラックを運転していた横浜市青葉区美しが丘西3丁目、トラック運転手の男(74)を現行犯逮捕。今後容疑を同法違反(過失致死)に切り替えて捜査する。

 同隊によると、現場は片側3車線で所沢インターチェンジ(IC)から約8キロの地点。男性は事故直前に、自身が運転していたと思われる自動車が中央の車線で横転した影響で車外に出ていたと見られ、その後に男のトラックが衝突した。

 男は「車にぶつかったことは間違いないが、人にぶつかったかは分からない」などと、おおむね容疑を認めているという。

 事故の影響で、同隊は同下り線所沢IC―川越IC間を同日午前2時35分から午前10時10分ごろまで通行止めにした。

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