「投入から数分でラツィオの重心が上がった」先発ならずも...精力的だった鎌田大地に伊メディアは一定の評価!「チームの調子を維持するのに役立った」

現地4月2日に開催されたコッパ・イタリアの準決勝第1レグで、鎌田大地が所属するラツィオはユベントスと敵地で対戦。先月30日のリーグ戦では1-0で勝利した相手に、0-2で敗れた。

イゴール・トゥドール新監督の初陣となったその3日前の一戦では、11試合ぶりの先発で躍動した鎌田はベンチスタート。中2日ということもあったのか、2戦連続スタメンはならなかった。

その日本人MFに出番が訪れたのは72分。ルイス・アルベルトに代わって投入されてボランチに入ると、積極的にボ―ルに関与して、前線へも攻め上がったものの、決定的な仕事はできなかった。

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それでも、一定の評価を得ている。イタリアメディア『il Giornale』は採点記事で及第点の「6点」をつけ、こう寸評を添えた。

「フィールドに入る時、ラツィオははっきりしたプレーと正確さを必要としていた。数分以内に重心が上がり、チームの調子を維持するのに役立った。ゴール前ではあまり反応が良くなかった」

与えられた18分間で、残した印象は悪くなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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