リヴァプール、アモリム監督との会談で招へいに前進? スポルティングが設ける契約解除金は減額可能か

次期指揮官の選定に動いているリヴァプールは、すでにスポルティングを率いるルベン・アモリム監督と接触を行っているようだ。2日、イギリスメディア『スカイ』が伝えている。

今シーズン限りで退任するユルゲン・クロップ監督の後任選定に動いているリヴァプール。大本命と目されていたレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督が来季の残留を明言したことを受け、現在はアモリム監督が次期指揮官の筆頭候補と報じられており、スポルティングも同監督の後任としてバイエルンでコーチを務めるアンソニー・バリー氏をリストアップしたとの報道がなされていた。

そんななか、ポルトガルのサッカー専門家ペドロ・スペベルダ氏は、「アモリムの代理人がルイス・ディアス(リヴァプール所属)の代理人と同じだったため、アモリム側とリヴァプールの最初の接触はすでに行われていた」と主張。続けて、「代理人とクラブとの間には、すでに良好な関係がある」と両者の関係について報じている。

また、「アモリムには3000万ユーロ(約49億円)の放出条項がある」と述べつつ、「アモリム側とスポルティングの間には、もしリヴァプールが1500万ユーロ(約25億円)から2000万ユーロ(約33億円)の間のオファーを持ち込めば、スポルティングは放出条項の値段で争わないという口約束がある」と指摘。「シャビ・アロンソはプランAで、アモリムはプランBだ。アモリム側との最初の会談が前向きだったため、プランCはまだない。彼らは彼が次のリヴァプール指揮官になれると強く信じている」と同監督が次期指揮官候補の筆頭であることを強調した。

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