RBエドワーズ・イレアーがチーフスと1年の再契約へ

カンザスシティ・チーフスのクライド・エドワーズ・イレアー【AP Photo/Charles Krupa】

クライド・エドワーズ・イレアーがカンザスシティにとどまることになった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地2日(火)に伝えたところによると、カンザスシティ・チーフスとスーパーボウル制覇を2度経験しているランニングバック(RB)のエドワーズ・イレアーが1年契約の条件に合意したという。

2020年NFLドラフト1巡目指名を受けたエドワーズ・イレアーは、ルーキーシーズンでの活躍によって寄せられた高い期待に応えられずにいるものの、チーフスのシステムを熟知しており、積極的に攻めるアイゼア・パチェコのバックアップを再び務めることになるだろう。エドワーズ・イレアーと契約することで、チーフスがかつてボルティモア・レイブンズに所属していたランニングバックのJ.K.ドビンズを追加する可能性は閉ざされるはずだ。ラポポートによると、ドビンズは火曜日にチーフスを訪問したものの、現在もフリーエージェント(FA)のままだという。

エドワーズ・イレアーはルーキーシーズンに803ランヤードを記録したが、ケガや2022年ドラフト7巡目指名で入団したパチェコの台頭もあり、その後は同じような成績を残せていない。

4シーズンを通して、エドワーズ・イレアーは2,610スクリメージヤード、トータルタッチダウン19回を記録している。

昨シーズン、エドワーズ・イレアーはキャリアで最も多い15試合に出場したものの、ランヤードはキャリアで最も少ない223ヤードにとどまっており、レシーブ17回で188レシーブヤード、トータルタッチダウン2回をマークした。

5年目オプションが行使されたわけではないが、エドワーズ・イレアーは5年目のシーズンにチーフスに戻ってこようとしている。

【RA】

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