コルツがSブラックモンと1年の再契約へ

インディアナポリス・コルツのジュリアン・ブラックモン【NFL】

インディアナポリス・コルツがセカンダリーを強化し続けている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地2日(火)に情報筋の話をもとに報じたところによると、コルツがセーフティ(S)ジュリアン・ブラックモンを1年契約で呼び戻すという。

グレッグ・ローゼンタールが選ぶフリーエージェント(FA)トップ101のリストにおいて35位とされ、契約が決まるまで獲得可能なFAの中で2位に位置していたブラックモンは、Sロニー・ハリソンやコーナーバック(CB)ケニー・ムーアに次いで、コルツに戻ってくる最新のセカンダリー選手となっている。今回のニュースを受け、ムーアはブラックモンとのツーショットをソーシャルメディアに投稿した。

2020年NFLドラフト3巡目で指名されたブラックモンは、ルーキーシーズンから即戦力として活躍し、15試合に出場(うち14試合に先発出場)してインターセプト2回、パスディフェンス6回、フォースドファンブル1回をマークした。

ところが、ブラックモンは2シーズン目の練習中にアキレス腱(けん)を断裂し、6試合の出場にとどまっている。インターセプト1回を記録した2022年には、シーズンを通して完全に健康な状態に戻るべく取り組むことを余儀なくされていた。

2023年シーズンに復活を遂げたブラックモンは、タックル(88回)、パスディフェンス(8回)、インターセプト(4回)、ファンブルリカバリー(2回)でキャリアハイを更新している。

コルツはプレーオフ進出まであと一歩のところまで迫ったシーズンを経て、ドラフト前に再調整を続けているところだ。ブラックモンはそうしたコルツで、昨季の勢いを維持することを目指すだろう。

【RA】

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