暴力団組員2人が滋賀県内の女性から還付金詐欺で現金100万円をだまし取った疑い 静岡県警

年金事務所の職員を名乗り、還付金を返金したいとの名目で滋賀県内に住む60代の女性のATMから、現金およそ100万円をだまし取ったとして、静岡市清水区の暴力団組員の男ら2人が再逮捕されました。

電子計算機使用詐欺などの容疑で逮捕されたのは、6代目山口組清水一家組員の男2人です。

警察によりますと、2人は特殊詐欺グループの一員と共謀し去年11月17日、年金事務所の職員を名乗り、
滋賀県の60代女性に「過剰徴収の年金があり、返金します。」などと電話をかけました。

その後、電話で指示してATMからおよそ100万円を送金させた疑いが持たれています。

2人は今年の2月、3月にも同じ容疑で逮捕されていて、今回の容疑も警察による一連の捜査の過程で、発覚したということです。

警察はさらに、余罪について詳しく調べを進めています。

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