富岡町の桜の名所・夜の森の桜並木で1日、ライトアップが始まった。桜のつぼみが色づき始めた中、優しい光に桜並木が照らされている。14日まで。町観光協会の主催。
夜の森公園付近の桜通りや旧富岡二中跡地の東側道路、夜ノ森駅西側遊歩道、宝泉寺のしだれ桜、関邸の大モクレンを照らす。点灯時間は午後6時～同9時。
同公園で行われた点灯式では、町観光協会の渡辺吏代表理事と山本育男町長、夜の森桜まつり実行委員長の遠藤一善町商工会長が点灯のスイッチを押した。渡辺代表理事が「明るい話題を提供し、観光振興を図る」、遠藤会長が「桜まつりでは見頃になっている」とあいさつした。
同日は夜の森地区などを中心とした特定復興再生拠点区域（復興拠点）の避難指示解除からちょうど1年。山本町長は「少しずつ着実に前進している。多くの人に足を運んでもらいたい」と語った。桜まつりは6、7の両日開かれ、同公園などでステージ発表などを繰り広げる。
