根尾昂から2点適時打で存在感!近本光司&森下翔太を脅かす存在に岡田監督も成長期待の阪神2軍に潜む逸材とは!?

野口恭佑が根尾昂から2点タイムリーヒット

4月2日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「4番・左翼」で先発出場した野口恭佑は、3打数1安打2打点1四球。中日先発・根尾昂から2点タイムリーヒットを放ち、1軍昇格へアピールした。

2回、1アウト満塁のチャンスの場面で打席に立った野口恭佑は、中日ドラゴンズ先発の根尾昂の4球目133kmカットボールを レフトへ弾き返し、2点タイムリーヒットを放った。

野口恭佑は、2022年育成ドラフト1位で阪神タイガースに入団し、昨年11月にホームラン連発で自慢の打撃が岡田監督の目に留まり、支配下登録を勝ち取った。今シーズンは沖縄・宜野座での1軍春季キャンプに参加し、フリー打撃で柵越えを連発し、怪力をアピールするなど、見事完走したが、2月の1軍オープン戦では4打数ノーヒットと結果を残せず、開幕1軍を掴むことはできなかった。

豪快な1発が魅力の野口恭佑だが、芯で捉える確率が高い、ミート力の良さは持って生まれた天性の才を持つ。

野口恭佑には、昨シーズンのホームラン連発していた頃の打撃を取り戻し、近本光司、森下翔太などの阪神外野陣を脅かす存在に成長してもらいたい。

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