エ軍、59億円左腕の復活劇で3連勝 “元不良債権”決勝弾…瀬戸際ベテラン躍動で貯金1

エンゼルスのタイラー・アンダーソン【写真:Getty Images】

アンダーソンが7回無失点の好投、ヒックスの1号ソロが決勝点となった

■エンゼルス 3ー1 マーリンズ(日本時間3日・マイアミ)

エンゼルスは2日(日本時間3日)、敵地で行われたマーリンズ戦に3-1で勝利し、3連勝で貯金1とした。先発したタイラー・アンダーソン投手が7回無失点の快投で、相手エースのヘスス・ルサルド投手に投げ勝った。打っては、今季から新加入したアーロン・ヒックス外野手の1号ソロが決勝点となった。

2022年11月に3年3900万ドル(約59億円)で加入したアンダーソンは昨季、27試合に登板して6勝6敗、防御率5.43と期待に応えられなかった。しかし、今季初先発のこの日、見違えるような快投劇を見せた。7回までわずか4安打しか許さす、5奪三振、2四球で無失点。ムーア、ガルシアとつないで逃げ切った。

4回に先制ソロを放ったのは、34歳のヒックス。「2番・右翼」で出場し、相手エースが投じた95.1マイル(約153キロ)のシンカーを完璧に捉えた。ヤンキース時代の2019年2月に7年7000万ドル(約106億円)で契約延長したが結果を残せず。不良債権と囁かれ、昨季途中にDFA(事実上の戦力外)となっていた。(Full-Count編集部)

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