優勝のためなら赤い悪魔に魂を売る? ペップ、宿敵vsリバプールを前にジョーク「いつもユナイテッドを応援しているよ!」

タイトル獲得のためならば、悪魔に魂を売る構えだ。

3月31日に開催されたプレミアリーグ第30節で、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティは、勝点1差で首位のアーセナルと敵地で対戦。ゴールを奪えず、0-0で終わった結果、同節で勝点3を積み上げたリバプールが首位に浮上した。

そのリバプールは4月7日、シティの宿敵マンチェスター・ユナイテッドと対戦する。英紙『Daily Mail』によれば、グアルディオラ監督は3日のアストン・ビラ戦を前にした会見で、「日曜日の大一番ではエリク・テン・ハーフ監督のチームを応援する?」と話題を振られ、「いつもユナイテッドを応援しているよ!」と不敵な笑みを浮かべながら答えた。

ただ、「本当にそうなのか?」と追及されると、「いや、そうでもないが、とにかく...」と歯切れ悪く訂正した。

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報道陣からは「リバプールのプレミアリーグ優勝が、今季限りで退任するユルゲン・クロップ監督を見送るに相応しいと、シティとアーセナル以外の誰もが感じているのでは?」という質問も。これに対しては、ペップは「その考えは持っていない。2年前はあったけど、今はない」と一蹴した。

シティとリバプールの勝点差は3で、直接対決は残されていない。「リバプールの4冠の望みを断ち切ったFAカップ準々決勝の勇姿を再現してほしい」と、グアルディオラ監督が赤い悪魔に期待をかけていることは間違いなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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