京都の市民マラソンが2大会連続赤字、市が穴埋めへ 参加者が定員の半分にとどまる

2023年の福知山マラソン(京都府福知山市猪崎・三段池公園)

 京都府福知山市などが昨年11月に開催した第31回福知山マラソンの収支見込みが820万円の赤字に陥ることが分かった。定員6千人に対して参加者は3035人にとどまり、参加者数が過去最少だった前回に続き2大会連続で赤字運営となる。

 大会収入の半分を占める参加料収入が落ち込み、コース上の警備費や企画運営事業者への委託手数料など総額7590万円の大会経費を賄えなかった。

 開会中の市議会3月定例会に赤字額を穴埋めする補正予算案を追加提案する。穴埋め分と合わせ、昨年大会の市の支出額は2220万円になる。

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