あたたかい日も増えてきて春を感じる季節になってきました。春は旬の野菜がたくさん！ 春野菜は、冬の寒さで疲れた体を元気にしてくれる、栄養満載の食材なので、今の時期に食べるのにピッタリ。本記事では春野菜の代表格「たけのこ」「キャベツ」「アスパラガス」を使ったおすすめメニューをご紹介します。お料理が苦手な人でも簡単に作れるレシピなのでぜひチャレンジしてみてくださいね！
春野菜とは
春野菜はたくさんありますが、代表的な食材だと、菜の花、春キャベツ、アスパラガス、せり、スナップエンドウ、そら豆、さやえんどう、新玉ねぎ、新じゃが、春ごぼう、たけのこ、山菜などが有名です。最近では、季節を問わず購入できる食材もありますが、やっぱり旬の食材はその時だからこそのおいしさを感じることができますよね。
簡単！ 春野菜を使ったおすすめメニュー
「旬の野菜を使ったお料理って何がある？」「お料理があまり得意じゃない……」そんな人は必見！ スーパーで手に入りやすい材料で作れる春野菜を使った簡単メニューをご紹介します。
※ご紹介しているレシピは2～3人分です。
アスパラガスの豚肉巻き
難しい工程は一切なし！ アスパラガスに豚肉を巻いて焼くだけで完成する「アスパラガスの豚肉巻き」。アスパラガスは下茹でなどはせずに豚肉を巻くのがポイントです。
＜材料＞
- アスパラガス（3～4本）
- 豚バラ肉（150～200ｇ）
- レモン（お好みで）
- 塩コショウ（適量）
- 料理酒（大さじ1）
＜作り方＞
- アスパラガスは根元1cmほどをカットし、根元から1/3の皮をピーラーで薄くむきます。「はかま」と言われる三角の部分は包丁で取り除きましょう。
- アスパラガスに豚バラ肉を巻きます。穂先は巻かなくてOK。最後にやさしく握ってアスパラガスと豚肉をなじませます。
- 豚バラ肉を巻いたアスパラガスに塩コショウし、フライパンで焼いていきます。サラダ油を使用してもいいのですが、豚バラ肉から脂が出るので使用しなくても問題ありません。脂が出すぎてしまったらキッチンペーパーなどで取り除きながら焼きます。
- 豚肉全体に焼き色がついてきたら料理酒を加え蓋をし2～3分程焼き完成です。お皿に盛り付けた時にお好みでレモンを添えればさっぱり感がプラスされます。
アスパラガスのピザ風パイ
冷凍パイシートを使って簡単に作れる「アスパラガスのピザ風パイ」。朝食や夜食などにおすすめの1品です。
＜材料＞
- 冷凍パイシート（自然解凍しておく）
- アスパラガス（作りたいパイの数と同じ本数～。多くてもOK）
- ベーコン（食べたいパイと同じ枚数～。お好みで）
- ピザ用チーズ（適量）
- ピザソース（バジルソースでも可）
＜作り方＞
- アスパラガスは半分にカットし耐熱皿に並べます。水を小さじ1～2ほどふりかけ、ラップをしたら電子レンジで600Ｗ1分半ほど加熱します。
- 市販の冷凍パイシートは1枚が大きいので4等分にします。パイシートに好みの量のピザソースを塗って、その上にベーコン、アスパラガス、チーズをトッピングし、パイを包みます。
- 包んだパイに卵黄を塗り、200℃に予熱したオーブンで15～20分程焼けば完成。
牛肉と春野菜のオイスターソース炒め
お米との相性抜群！ ごはんがすすむ「牛肉と春野菜のオイスターソース炒め」は。食べ盛りの子どもにも大好評のメニューです。味がしっかりしていて、冷めてもおいしいのでお弁当のおかずにもおすすめ。
＜材料＞
- 牛バラ肉（200g）
- たけのこ（150g 水煮を使用）
- アスパラガス（3～5本）
- しょうゆ（大さじ1/2）
- 料理酒（大さじ2）
- オイスターソース（大さじ2）
- 水（大さじ2）
- 砂糖（大さじ2）
- 片栗粉(小さじ1）
- ごま油（適量）
＜作り方＞
- 牛肉は3～4cm幅にカットし、しょうゆ、料理酒を揉み込み下味をつけておきます。アスパラガスは3～4cm幅で斜め切り、たけのこは長さを半分にして5mm幅の薄切りにカットしておきます。
- オイスターソース、水、砂糖、片栗粉を混ぜ合わせて調味料を作ります。
- フライパンでごま油を熱し、下味をつけた牛肉を焼きます。牛肉の色が変わってきたら、アスパラガスとたけのこを加えてさっと炒めます。
- 2の合わせ調味料を入れて、全体に絡ませながら炒めます。艶が出てきたら完成です。
たけのこと春キャベツの和風パスタ
休日のランチタイムにもおすすめ。具材たっぷりの食べ応え抜群「たけのこと春キャベツの和風パスタ」は、100円ショップや3COINSで販売されている電子レンジ調理器具のパスタメーカーを使用すれば、より手軽につくることができますよ。
＜材料＞
- 好みのパスタ（200g～）
- サラダ油（適量）
- たけのこ（100～150g 水煮なら半分くらい）
- キャベツ（1/4～お好みの量で）
- ベーコン（お好みの量）
- にんにくチューブ（1～2cmほど）
- めんつゆ（大さじ2）
- パスタのゆで汁（大さじ1)
※めんつゆやゆで汁の量は、使用するつゆの種類や味の好みで調節してください。
＜作り方＞
- キャベツは食べやすいサイズにざく切り、たけのこは長さは半分、幅5mmほどの厚さに、ベーコンは幅1cmくらいで揃えてカットします。
- パスタを茹でます（パスタメーカーを使う場合は、やや硬めに仕上がるよう時間を調節するのがおすすめ）。
- フライパンでサラダ油を熱し、ベーコンを焼きます。程よく火が通ったらキャベツとたけのこ、にんにくチューブを加えてさらに炒めます。
- 茹であがったパスタ、ゆで汁、めんつゆを加えて全体に絡むように炒めます。最後にお皿に盛り付ければ完成。好みでかつお節をトッピングしてもおいしいですよ。
キャベツと豚肉のフライパン蒸し
キャベツを大量に消費できる「キャベツと豚肉のフライパン蒸し」は調理時間も15分程度のスピードメニュー。忙しい人の一品におすすめです。味はさっぱりとした味。仕上げのポン酢によって風味が変わるので、お好みのポン酢を用意しましょう。生野菜が苦手な人も、蒸した野菜ならたくさん食べられるはず。
＜材料＞
- キャベツ（1/4カット）
- 豚肉（150～180g おすすめはしゃぶしゃぶ用の肉）
- 長ねぎ（1/3カット程）
- ポン酢（大さじ3）
＜作り方＞
- キャベツを水洗いし、食べやすいサイズにカット。水気のあるままフライパンに敷き詰めます。
- 豚肉を1口大にカットし、重ならないようにフライパンに敷き詰めたキャベツの上に広げます。
- フライパンに蓋をして中火で7分程加熱します。
- その間に、細かく切ったねぎにポン酢を混ぜ、電子レンジ600Wで1分程加熱しておきます。
- フライパンのキャベツと豚肉をお皿に盛り付けて、ねぎポン酢をかければ完成。
まとめ
旬の野菜は一番良い生育条件が整った環境で育っているため、栄養価が高く野菜本来のおいしさが引き出されるという特徴があります。そして何より、お買い得な価格で販売されていることが多いので、お財布に優しいのが嬉しいところ。春野菜は彩り鮮やかで、食卓がぱっと華やかになるのもポイントです。今回ご紹介したメニューはどれも簡単に作れるメニューばかりなので、ぜひ試してみて下さいね。 文／丸山寛子
