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長崎大の入学式が2日、長崎市茂里町のベネックス長崎ブリックホールであり、学部生と大学院生計2235人が、晴れやかな表情でスタートを切った。
本年度は学部生1687人、院生548人が入学。式典では新入生を代表し、多文化社会学部の宮島七海さん(18)が「学業に励み、人格の修養に努め、学生としての本分を全うする」と宣誓文を読み上げた。
永安武学長は「学業や研究では結果より過程が大切だ。多様な背景と特性を持つ人々と交流や連携し(大学が目指す)プラネタリーヘルスの実現に向けて共に歩もう」と激励した。
長崎市出身で教育学部に入った鍵姫菜子さん(18)は、県内の学校で教壇に立つ夢を語り、「人間関係を広げていきたい。離島での実習も楽しみにしている」と未来を見据えていた。福岡市から進学した工学部の吉原煌さん(18)は「初めての1人暮らしに不安がある」としながらも「大学では専門的な学びができる。将来につながり、世界で役に立つ研究をしていきたい」と意欲を語った。