江蘇省の中欧班列のコンテナ積み込みステーション。（資料写真、南京＝新華社配信）
【新華社南京4月3日】中国江蘇省統計局はこのほど、同省の1～2月の経済統計を発表し、経済運営は回復・上向き基調を維持していると指摘した。一定規模（主要業務の年間売上高2千万元、1元＝約21円）以上の工業企業の増加値（付加価値額）は前年同期比9.6％増となった。累計増加値上位10業種のうち、コンピューター・通信・その他電子機器製造業は10.5％、電気機械・器材製造業は11.1％、自動車製造業は14.6％それぞれ増加した。
固定資産投資は5.1％増となった。主要分野別では、インフラが18.3％増、製造業が13.2％増。投資額が10億元以上の大型プロジェクト数は5.5％増、投資実行額は9.8％増だった。
社会消費財小売総額は6.1％増の8070億6千万元だった。限度額（年商が卸売業で2千万元、小売業で500万元）以上の企業の売上高は卸売が12.1％増、小売が9.4％増、宿泊が16.2％増、飲食が16.3％増となった。
金融機関の人民元建て預金残高は10.6％増の25兆3千億元、貸出残高は13.5％増の24兆4千億元だった。
