次期「watchOS 11」でApple Watch Series 4がサポート打ち切りか

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アップルは6月のWWDC24(世界開発者会議)にて、次期iOS 18やwatchOS 11といったメジャーアップデートを発表する見通しだ。そこで注目が集まるのが「どの過去モデルがサポート対象から外れるのか」だろう。

すでにiOS 18/iPadOS 18については予想が相次いでいたが、今度は「watchOS 11でApple Watch Series 4のサポートが終了」との噂話が報じられている。

フランスのテック系サイトiPhoneSoftは独自の情報源に基づき、「初代Apple Watchよりも画面が大きくなり、心電図を初搭載したSeries 4を対象から外すことを計画している」と述べている。

同サイトはiOSの対応モデル予想につき数々の実績があり、iOS 13とiOS 14についても正式発表前に的中。iOS 16で初代iPhone SEとiPhone 6sが対象外になることや、初代iPad ProとiPad(第5世代)がサポート打ち切りになることも当てていた

これまでのモデルを振り返ると、Apple Watch Series 3は2022年のwatchOS 9配信と同時にサポートを終了。昨年のwatchOS 10ではwatchOS 9対応の全モデルが引き継がれたが、次期watchOS 11では最も古いSeries 4が足切りされるというわけだ。

iPhoneSoftのいう「watchOS 18と互換性がある可能性が高いモデル」は次の通りだ。

  • Apple Watch Series 5(2019年)
  • Apple Watch Series 6(2020年)
  • Apple Watch Series 7(2021年)
  • Apple Watch Series 8(2022年)
  • Apple Watch Series 9(2023年)
  • Apple Watch SE(第1世代、2020年)
  • Apple Watch SE(第2世代、2022年)
  • Apple Watch Ultra(第1世代、2022年)
  • Apple Watch Ultra 2(2023年)

Apple Watch Series 4は2018年にiPhone XSやiPhone XS Maxと同時に登場。上記のようにシリーズ初のデザイン変更、大型ディスプレイ、ストレージ容量の倍増、転倒検出、心電図アプリを初導入したモデルだ。

昨年のiOS 17ではiPhone Xのサポートを打ち切ったが、iOS 18は足切りなしとも噂されている。「iOSのアップデートとしては史上最大級」といわれ、visionOSのようなインターフェースになる、ホーム画面のアイコン配置が自由になるとのリーク情報が錯綜しており、確度の高い続報が待たれるところだ。

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