八王子 デジタル通貨「桑都ペイ」共同研究へ 今年度の再開へ調整も

八王子市のデジタル通貨「桑都ペイ」について、利用実態の共同研究を始めることが分かりました。また、八王子市は今年度中に運用を再開する方針を示しています。

八王子市のデジタル通貨「桑都ペイ」は、去年10月から今年2月まで試験的に導入されたもので、専用アプリを活用し市内の登録店舗で支払いができるサービスです。

八王子市は利用の実態をつかむため、取引内容や利用傾向などのビッグデータを活用して、中央大学企業研究所と来年の3月末まで共同研究を行うことを発表しました。これにより、利用者の属性や地域間での違いなどを明らかにし、今後の活用方法の検討に生かしていく考えです。

一方で、八王子市は去年10月の運用開始の直後にシステムトラブルが起きたことを踏まえ、不具合が起きないよう対策を進めたうえで、今年度中の利用再開を目指すとしています。

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