相川七瀬 大学の恩師は“渋沢栄一”のひ孫…卒業祝いのサプライズに思わず涙「うれしいです」

90年代に大ヒットし、いまも最前線で活躍し続けるロック歌手・相川七瀬が31日放送の『おしゃれクリップ』に出演。今年の春、國學院大学を卒業し話題を集めた相川が自身のキャンパスライフについて語る中、大学で出会ったという恩師からの手紙が紹介された。

相川には大学で人生を変えた恩師がいるといい、渋沢栄一のひ孫だという渋沢寿一先生の名前を挙げた。「受けてよかったナンバーワンの授業」だったそうで、渋沢先生の言葉で、三児の母である相川に特に印象が残っているものがあると語った。

「今私たちが生きている世界は誰かが頑張ってつないできてくれた世界なんだ。だから今度は私たちが頑張る先祖にならなきゃいけない。次の子どもたちのために」

この言葉を聞いて相川は、「私は戦う先祖にならなければならない」と決心。学びをつづけ、後世に残せるようなものに関わりたいという思いが強くなっていったのだそう。

そして今回、恩師である渋沢先生からの手紙がサプライズで到着。相川も驚きを隠せない。手紙は相川の卒業へのお祝いから始まり、はじめて知り合った際のエピソードが語られていた。はじめ、大人数が受講する講義で、生徒の中に相川がいるとは知らなかったという渋沢先生。しかしずば抜けて素晴らしいレポートを提出する学生がおり、思わずコメントを返したところ、それが相川であることが分かったのだそう。相川のさらなる飛躍への祈念と、今後の活躍への期待についても記されており、最後は自身の研究とあわせ、「お互い次の世代のために全力を尽くしましょう!」と締めくくられていた。

手紙の内容を聞き終えた相川は、「うれしいです。ほんとに」と涙ぐみながらコメント。渋沢先生との出会いは、「自分を導いてくれる人はこういう形で現れることを実感」するものであったといい、これまで音楽の世界で出会ってきた人々とは別に、学問の世界に踏み込んだことで得られた新たな出会いを振り返った。

番組最後には、4月1日が大学院の入学式だという相川のため、はかま姿の相川を撮影。出来上がった写真を見て、「あらためて4年間がホントに終わってしまったんだな」と、これまでの学生生活を思い起こし、また「知らない自分を探しに行くんだなって感じがしますね」と、春から始まる新たなスタートに向けコメントを残した。

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写真提供:(C)日テレ

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