指揮官の争奪戦が起きているサッカー界、バルセロナはアモリム監督の招へいを急ぐ?

引くて数多のアモリム監督[写真:Getty Images]

今シーズン限りで多くのクラブの監督が既に退任することが決定しているヨーロッパのサッカー界。なかなかない事態であり、夏には選手の補強以上に指揮官の去就が注目を集めている。

ビッグクラブが招へいを考えている監督は複数人おり、人気銘柄だったシャビ・アロンソ監督はレバークーゼンに残ることを表明。そのため、招
へいを画策していたバイエルン、リバプールは新たな候補を探す必要がある。

監督が退任するクラブといえば、バルセロナも同様。チャビ・エルナンデス監督が退任を表明し、ジョアン・ラポルタ会長らは残留を求めているものの、退任の意思は固いと見られている。

そのバルセロナがターゲットにしているとされるのが、ルベン・アモリム監督(39)。日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPで指揮を執っている。

イギリス『インデペンデント』によれば、アロンソ監督招へいに失敗したリバプールが最優先事項としていることを受け、バルセロナが早急に招へいに動いているという。

バルセロナは、リバプールとバイエルンがアロンソ監督を狙っている中で、アモリム監督を手中に収めようとしていたが、レバークーゼン残留となったことで他クラブもアモリム監督に目を向けたことで焦りが出ているという。

アモリム監督には1300万ユーロ(約21億2000万円)の契約解除条項があり、バルセロナとしては難しい金額に。果たしてどのような監督人事が起こるのか、注目が集まる。

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