ブラウンズQBワトソンが負傷した肩について近況報告、「ものすごく良い状態にある」

クリーブランド・ブラウンズのデショーン・ワトソン【AP Photo/Susan Walsh】

2023年シーズンと同様に、クリーブランド・ブラウンズの2024年シーズンはクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンに大きく左右されるだろう。

しかし、パフォーマンスの話をする前に、ワトソンの健康状態が何よりも重要だ。昨シーズン第10週に逆転勝利したボルティモア・レイブンズ戦で、ブラウンズの一員として自己最高のパフォーマンスを見せるなどして勢いに乗っていた矢先、ワトソンは投球側の肩の関節窩(かんせつか)骨折に見舞われ、残るシーズンを欠場している。その後、手術を受けて現在もリハビリを続けているワトソンは最近、リハビリが順調に進んでいると明かした。

自身がホストを務めるポッドキャスト『QB Unplugged(QBアンプラグド)』で「状況は良い感じだ」と話したワトソンはこう続けている。

「ものすごく良い状態にあるし、必要な状態でもある。スローイングセッションとかそういうのを増やす時間はたっぷりあるけど、すべてがかなりスムーズに進んでいる」

「俺が良い調子だと感じていて、ドクターや(理学療法士)、みんなが同じ考えを持っていれば、俺たちは良い状態にある」

ブラウンズの経営陣はここ1カ月、ワトソンの状態について断続的に前向きな最新情報を提供しつつ、同様の言葉を繰り返してきた。ワトソンが言うように、時間は彼に味方している上に、ワトソンの回復が2024年シーズンの開幕に間に合わないと心配する理由はなさそうだ。

それでも、ワトソンが完全に許可を得て、投球能力を取り戻した姿を見せるまでは、ブラウンズファンは当然ながら不安なままだろう。ワトソンはこれまで、必ずしもブラウンズで期待に応えてきたわけではない。ブラウンズが再びプレーオフに進出することを望むならば、ワトソンは2023年シーズンを終えた時点で見せていたパフォーマンスを再び発揮する必要がある。

【RA】

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