客室乗務員、骨折など4人けが 機体大きく揺れ 成田行きの日航機 

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 日本航空は2日、豪メルボルン発成田行き日航774便(ボーイング787-8型機)が1日午後3時半ごろ、成田空港まで南東約150キロの上空で大きく揺れ、客室乗務員1人が骨折したと発表した。国土交通省航空局が2日、航空事故と認定した。他の客室乗務員3人も軽いけがを負った。乗客のけがや運航への影響はなかった。

 日航によると、成田着陸に向けて高度約5180メートルを降下中、客室乗務員がシートベルトサイン点灯直後に乗客の安全確認を行っていたところ、機体が揺れて右足首をひねり、骨折した。他の客室乗務員3人も手や足に捻挫などのけがを負った。機体は同日午後4時10分ごろ、成田に到着した。

 今後、国交省運輸安全委員会の航空事故調査官が機体が揺れた原因などを調べるという。

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