【東京】林芳正官房長官は3日午前の定例記者会見で、沖縄県の宮古・八重山地域で津波の到達が確認されたことについて「人的、物的被害の情報はないとの報告を受けている」と明らかにした。沖縄地方に出された津波警報は津波注意報に切り替わったが「第2波、3波がより大きくなって到達する可能性がある」として、安全な場所にとどまるよう呼び掛けた。
林氏は、沖縄県内で「交通渋滞などの110番通報が寄せられている」とし「引き続き被害情報の把握などに全力で取り組む」と述べた。
また、自治体や気象庁、テレビやラジオの情報に注意するよう呼び掛けた上で「不正確な情報に惑わされることなく、パニックにならず、助け合って落ち着いて行動してほしい」とした。
また、台湾付近で発生した地震について「邦人被害の情報には接していない」と説明した。
