リバプールvsバルセロナ 守田英正スポルティングのアモリム監督めぐり争奪戦

アモリム監督(ロイター)

スペイン1部バルセロナとイングランド・プレミアリーグで日本代表MF遠藤航(31)の所属するリバプールが争奪戦を繰り広げる。

今季限りでユルゲン・クロップ監督が退任するリバプールは後任選定を進め、ドイツ1部レーバークーゼンのシャビ・アロンソ監督の引き抜きを画策していたが、本人が残留を表明。そこで〝軌道修正〟し、ポルトガル1部で日本代表MF守田英正(28)が所属するスポルティングのルーベン・アモリム監督をリストアップした。

しかし、英紙「インディペンデント」は「バルセロナはアモリム監督が欧州主要クラブの最有力候補になったことを知って彼を確実に獲得しようと急いでいる」と指摘する。すでにシャビ監督が今シーズン後の退任を表明し、バルセロナは後任を探している中で「この夏の監督市場にかかわる業界関係者の間で(バルセロナがアモリムをターゲットにしているのは)広く知れ渡っていた」という。

そんな中、リバプールの〝参戦〟で争奪戦になるのは必至。両クラブともイングランド・プレミアリーグのブライトンを率いているロベルト・デゼルビ監督も新指揮官候補としており、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンも含めて大バトルに発展しそうだ。またスポルティングはアモリム監督の契約解除金を1300万ユーロ(約48億9000万円)に設定しているという。

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