【川崎】日本酒が飲み放題の宿「SAKE Kura Hotel 川崎宿」で歴史も体感

こんにちは、シティリビング編集部のこやぎです。

2024年2月に開業した「SAKE Kura Hotel 川崎宿」は、かつて宿場町として栄えた地域の歴史を感じる空間デザインや吉川(きっかわ)醸造の日本酒をメインに季節のお酒やおすすめのお酒をフリーフローで思う存分味わえるのが特徴。川崎宿の歴史と日本酒をテーマにした現代的で新感覚な宿を紹介します。

チェックインは「酒蔵Bar」で!川崎宿の歴史と日本酒を堪能するホテル

京急本線「京急川崎」駅から徒歩7分にある「SAKE Kura Hotel 川崎宿」。チェックインは、ホテル1階にある吉川醸造直営「酒蔵Bar」でするのが斬新!

「酒蔵Bar」のみの利用もOK

「酒蔵Bar」はフロントラウンジでもあり、宿泊者ならフリーフローで日本酒を楽しめます。宿泊者以外も2時間3,000円(2024年4月現在)で利用することができ、日本酒好きの穴場的存在になりそう!

「酒蔵Bar」を運営する吉川醸造は神奈川県伊勢原市にある酒蔵で、雨降山(あふりやま)の地層で濾過され、澄み切った硬度150~160という伏流水を使った日本酒作りが特徴。この伏流水を仕込み水として使用する新ブランド「雨降///あふり」シリーズを「酒蔵Bar」では飲み比べることができます。ほかにも、雨降ハイボールや雨降カクテルで楽しめます!

日本酒をメインに楽しみたい人に嬉しい、おでんやおつまみなどもラインアップ!

飲食スペースには吉川醸造の蔵道具がアーティスティックに飾られ、歌川広重が「東海道五十三次」で描いた川崎宿にちなみ「ヒロシゲブルー」を使った家具や浮世絵アートなども展示されています。

倉の余韻が続くルームデザイン

古伊万里・着物・藍染めのアートなどが配された部屋は、アンティークな雰囲気のなかに現代的なスタイリッシュさと快適さが相まったデザイン。

宿泊者はこちらのルームウエアで「酒蔵Bar」の利用もOK。

別のお部屋では、ワイドなソファ席でのんびり寛げたり・・・

畳のお部屋では、ベッドは小上がりになっていたり・・・

趣の異なるお部屋が多数! 廊下も和のデザインが散りばめられています。

宿泊した翌日の朝食は、おむすびを用意! 川崎宿の名物・奈良茶飯をはじめ、食べやすくホッとする朝ごはんです。

日本酒と川崎宿の歴史を味わう"近場旅”

日本初の旅ブームは江戸時代後期に起こり、火付け役は歌川広重の描いた「東海道五十三次」の浮世絵と言われています。描かれた風景を見ようと、東海道を旅したそうです。

東海道は江戸と京都を結ぶ街道のひとつで、日本橋から品川宿を経て川崎宿に続きます。当時の川崎宿は、大名や各地を移動する旅人のための宿屋や飲食店が集まり、人と人、モノとモノを結ぶ役割をしてきました。

そんな歴史に思いをはせながら神奈川県の蔵元の日本酒を味わえる、新感覚のホテル。近場旅やサクッと飲みに訪れてみてください。

SAKE Kura Hotel 川崎宿

https://sake-kurahotel.com/jp/

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