グローバルボーイズグループのＪＯ１・佐藤景瑚（２５）が、俳優の広瀬アリス（２９）が主演を務める４月８日スタートのフジテレビ月９ドラマ『３６６日』に出演することが明らかになった。佐藤は同作でゴールデン・プライム帯のドラマに初出演、さらにフジテレビ系ドラマに出演するのも初となる。
ドラマ『３６６日』は、人気バンド・ＨＹの楽曲『３６６日』の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代に実らなかった恋を叶えようと再び動き出した広瀬演じる雪平明日香と眞栄田郷敦（２４）演じる水野遥斗が、予期せぬ悲劇に直面しながらも愛する人を思い続ける壮大な愛の物語。
佐藤は２人の高校時代の同級生でいつも明るく元気なクラスのムードメーカー的存在・鮫島健司を演じる。高校卒業後、鮫島は劇団員として活動しており、同窓会で再会した明日香らに公演のチラシを配るなど、地道に宣伝活動を行なう。そして、その鮫島の存在がのちの明日香と遥斗の恋模様に大きくかかわることになるという。
ドラマ出演にあたって佐藤は「ＪＯ１の中で初めて月９ドラマに出演させていただけると聞いて、嬉しかったです！ と同時にプレッシャーもありました……！ 選んでいただいたからには絶対に印象に残るような演技をしたいと思いました」とコメントを寄せている。
佐藤の月９出演発表を受け、
《わーい!!すごーい 景瑚君、月９出演おめでとうございます めちゃくちゃ嬉しいです》
《月９ぅぅぅぅう？！？！？！ おめでとうー！！！ 目覚めた瞬間に叫んだ！！！！ 嬉しい！！！！！》
《景瑚くんドラマ？！？！ おめでとうすごい！嬉しすぎるよ毎週月曜の楽しみができた》
といった声が殺到。「佐藤景瑚」「景瑚くん」「景瑚月９」「月９出演」などの関連ワードが軒並みＸ（旧ツイッター）のトレンド入りするほどだった。
「ジャニー喜多川氏（享年８７）の加害問題もあり、各局は旧ジャニーズタレントを起用しづらくなっている。スポンサーはまだまだこの一件を非常に重く見ていますからね。結果、“イケメン枠”を誰にするかとなるとＪＯ１のような競合のボーイズグループ、そして辞めジャニに白羽の矢が立つことになるんでしょうね」（芸能プロ関係者）
■山下智久、錦戸亮……４月期フジドラマには辞めジャニが続々出演
４月１１日にフジテレビ系でスタートする木曜劇場『Ｒｅ：リベンジ－欲望の果てに－』では赤楚衛二（３０）が主演を、錦戸亮（３９）がメインキャストを務める。錦戸がフジテレビ系ドラマに出演するのは２０１９年１月クール放送の月９ドラマ『トレース～科捜研の男～』以来、５年ぶりとなる。
また、４月２４日に同局系でスタートする水１０ドラマ『ブルーモーメント』では山下智久（３８）が主演を務めることも明らかになっている。
「日本テレビ、そしてテレビ朝日では４月クールも旧ジャニーズタレントが主演を張るドラマが多いですが、それ以外の局は新規の起用を控えつつあります。４月２日にスタートしたＳｉｘＴＯＮＥＳの京本大我さん（２９）主演の『お迎え渋谷くん』は、放送がフジテレビ系ですが制作は系列局のカンテレですからね。ドラマの制作、キャストの起用については完全にカンテレマターです」（前出の芸能プロ関係者）
フジテレビは３月をもって旧ジャニーズタレントの番組を続々と打ち切った。ＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓの冠番組『ＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓのブンブブーン』をはじめ、ＴＯＫＩＯの『トキタビ』、ＳＵＰＥＲ ＥＩＧＨＴの『ＳＵＰＥＲ ＥＩＧＨＴのあとはご自由に』、Ｈｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰの『いただきハイジャンプ』が終了。嵐・相葉雅紀（４１）ＭＣの『木７◎×部』は『相葉◎×部』に改題し、土曜１６時半の関東ローカル枠に移動することになった。
「テレビ不況が続き、各局、本業のテレビ事業が厳しい状況にあると言われますが、特にフジテレビは長年にわたって視聴率不振が続き、ＣＭがなかなか入らなくなっているといいますね。毎年のように各番組の予算が大幅にカットされて、制作スタッフは悲鳴を上げているほど。
それだけにスポンサーの意向がより重視される傾向にあり、旧ジャニーズタレントを使いづらい状況にあるとされます。その結果、“イケメン枠”は、ＪＯ１の佐藤さんや、山下さん、錦戸さんのような辞めジャニが任されることになったのでしょう。彼らも旧ジャニーズタレントと同じようにファンを持っていますし、数字にもつながってきますからね」（前同）
ジャニーズ事務所の消滅により、男性アイドル界、若手男性タレント業界は群雄割拠状態に突入した。フジテレビをはじめ各局では、今後さらに、辞めジャニ、そして佐藤のようなボーイズグループメンバーの俳優活動が活発化していきそうだ。
