『ジョーカー』続編、邦題は『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』 日本公開日は10月11日に

『ジョーカー』の続編『Joker: Folie à Deux(原題)』が、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』の邦題で10月11日に日本公開されることが決定した。

第76回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞に輝き、第92回アカデミー賞では最多11部門にノミネートされ、ホアキン・フェニックスが主演男優賞に輝いた2019年の映画『ジョーカー』。世界興行収入は1500億円(10億ドル)を突破し、日本でも週末動員ランキング4週連続No.1を獲得、興行収入は50億円、観客動員は350万人超えを記録した。

その公開から5周年となる2024年、遂に続編が公開。前作に続きトッド・フィリップスが監督を務め、主人公のアーサーことジョーカーをフェニックスが続投。さらにレディー・ガガが新たに参加し、ハーリーン・クインゼル(通称 ハーレイ・クイン)を演じると予想されている。

タイトルに含まれる「Folie à Deux(フォリ・ア・ドゥ)」とは、フランス語で「二人狂い」を意味し、妄想を持った人物Aと、親密な結びつきのある健常者Bが、あまり外界から影響を受けずに共に過ごすことで、AからBへ、もしくはそれ以上の複数の人々へと妄想が感染、その妄想が共有されることを意味する。一体、本作ではどのようなストーリーが展開されるのか。

また、本作のポスタービジュアルも世界解禁。スポットライトが照らす中、ジョーカーとしてのピエロメイクを施したアーサー(ホアキン・フェニックス)が、レディ ー・ガガ演じる女性とともにダンスする姿が描かれている。笑いのある人生は素晴らしいと信じ、都会の片隅でピエロメイクの大道芸人として細々と生きていた孤独で心優しいアーサーが、ジョーカーへと変貌を遂げていくさまが描き出された前作。新ビジュアルに浮かぶアーサーはいま、いったいどういう状況にあるのか。そして狂気とも至福とも悲哀ともつかない2人の表情の裏には、一体何が隠されているのか。
(文=リアルサウンド編集部)

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