日本銀行広島支店の新しい支店長が着任し、1日、「広島経済の発展に寄与したい」と抱負を語りました。
日本銀行広島支店 中村武史支店長
「広島に来たときに広島駅が工事していてびっくりした。そうしたものができた時にどううまく活用するか、経済の活性化につなげるかが課題」
中村支店長は愛知県出身の55歳。1993年に日本銀行に入行し、熊本支店長などを歴任しました。
「野球を見るのが好きなので、初めてのマツダスタジアム観戦に行ってみたい」と話していました。
この日は3月の日銀短観が発表され、広島県内の景況感を示す指数が前回の12月から1ポイント悪化しました。
自動車の生産が下向きだったことなどが要因だということです。
こうした現状について中村支店長は「半導体なども含め広島の製造業はポテンシャルが高い。変化に対応できる可能性がある」と期待感を示しました。