キーン氏から酷評も…ペップはハーランドを擁護「世界最高のストライカーだ」

マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを擁護した。2日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

現在23歳のハーランドはマンチェスター・シティ加入1年目の昨シーズンに公式戦53試合出場で52ゴール9アシストを記録。今シーズンもここまで公式戦35試合出場で29ゴール6アシストをマークし、プレミアリーグでは最多となる18ゴールを挙げている。

それでも、1日に行われたプレミアリーグ第30節のアーセナル戦(△0-0)でハーランドは無得点に終わると、現役時代にマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元アイルランド代表MFロイ・キーン氏がイギリスメディア『スカイスポーツ』で「今日に限ったことではなく、全体的にプレーレベルが低い」ことを指摘すると、「彼はまるでリーグ2(イングランド4部)の選手のようだ」と酷評していた。

これを受け、キーン氏の発言についてコメントを求められたグアルディオラ監督は「私は彼の意見には全く同意できない」と真っ向から反論し、「彼は世界最高のストライカーだ」とハーランドを擁護した。

「昨シーズン彼は私たちの勝利に大きく貢献してくれたが、アーリングから多くの答えを求めなかった理由はより多くの人数でファイナルサードにもっと存在感を発揮する必要があったからだ」

「私たちは並外れた試合をした。アーセナルとの試合を振り返ったが、ファイナルサードでの人数を欠いただけだった。質と技術は持っているし、ハーランドは格別だよ」

「彼が失敗した動きもあるが、それは時々監督のせいでもあるし、対戦相手が本当によかったということもある。様々な理由があるんだ。サッカーでは理由が一つではない。成功する場合もあるし、しない場合もあり、多くの理由がある。それがサッカーであり、チームスポーツなんだ」

【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsアーセナル

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