フィアット、コンパクトSUVの『500X』に電動開閉式ソフトトップを特別装備した限定車を設定

 イタリアが誇る国民車『500(チンクエチェント)』の兄貴分として、2015年にデビューを果たしたフィアットのコンパクトSUV『FIAT 500X(フィアット・チンクエチェント・エックス)』に、電動開閉式ソフトトップを特別装備した限定車“Brezza(ブレッザ)”が登場。3月28日より販売が開始されている。

 イタリアやフランス、さらにはアメリカを繋ぐ巨大アライアンスを活用し、北米ジープ・ブランドの『レネゲード』などと同様の“スモールワイド4×4アーキテクチャー”と呼ばれるプラットフォームを採用した500Xは、2022年にもランニングチェンジを受け新世代のフロントグリルおよびリヤエンブレムを採用。大幅なアップデートにより、現在は1.3リッターの新世代オールアルミ製直列4気筒マルチエアエンジン(151PS/270Nm)を搭載し、駆動方式もFFと6速の乾式DCTに一本化されている。

 そんな同車に設定された今回の限定車は、基軸モデルの『500』風に言えば『500C』に相当する電動開閉式ソフトトップを特別装備し、ボディカラーにはアイボリーのソフトトップと相性が良いジェラートホワイト(100台)とパッションレッド(50台)の2色が設定された。

 インテリアでは、ベースモデルに準じてオーディオの操作や電話の受話をはじめ多くの機能が手元で操作可能なレザーステアリングを採用。視認性に優れた3.5インチカラーTFT液晶を採用したメータークラスターや、マット&ダークグレー仕上げのインストルメントパネルなど上質感を漂わせる仕立てとされる。

 さらに前席シートヒーター、デュアルゾーン式フルオートエアコン、アダプティブクルーズコントロール、Apple CarPlayやAndroid Auto対応の7インチタッチパネルモニター付のオーディオプレイヤーなど充実の快適装備も備える。

ボディカラーにはアイボリーのソフトトップと相性が良いジェラートホワイト(100台)とパッションレッド(50台)の2色が設定された
基軸モデルの『500』風に言えば『500C』に相当する電動開閉式ソフトトップを特別装備

■自動ブレーキや車線逸脱警報など各種の運転支援機能を搭載

 重要な安全運転支援機能(ADAS)も、クラッシュミティゲーション付きの前面衝突警告と自動ブレーキを筆頭に、走行中に車線から逸脱しそうな場面でドライバーに注意を促すレーンディパーチャーウォーニングや、ミラーの死角にある車両の存在を知らせるブラインドスポットモニター、後退時に左右方向から接近する車両の存在を警告するリヤクロスパスディテクションにリヤパーキングカメラなど現代的なアイテムが網羅されている。

 この『FIAT 500X Brezza』の登場を記念して各種のキャンペーンも始動し、3月28日(木)から6月30日(日)の期間には、フォトグラファーや映像クリエイター、さらにコーヒー系インフルエンサーとして活動する石川県出身のキザワヒロキ氏とのコラボレーションを実施。

 兼ねてより『フィアット500X』のオーナーでもある同氏が焙煎したコーヒー豆と、フィアットのオリジナルエスプレッソカップ&ソーサーが成約者全員にプレゼントされるほか、能登半島への応援メッセージを配信しクラウドファンディングでサポートする取り組みも予定される。

 また4月13~14日の週末は“500X ブレッザ・デビュー・フェア”として、特設サイトにて申し込みのうえで正規ディーラーへ来場した全員に、オリジナルのトートバッグもプレゼントされる。

 前述のとおり限定台数はホワイト100台、レッド50台の計150台で、価格は420万円(税込)となっている。

フィアット公式サイト:https://www.fiat-auto.co.jp/500x/brezza

Apple CarPlayやAndroid Auto対応の7インチタッチパネルモニター付のオーディオプレイヤーなど充実の快適装備も備える
この『FIAT 500X Brezza』の登場を記念して各種のキャンペーンも始動

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