男性死亡…車の運転席に座ったまま 異変に気付いた“道の駅”の客、「動いてない車がある」と職員に知らせて発覚 車は無施錠、鍵は車内で発見 職員が通報「男性が応答しない」その場で死亡確認、搬送されなかった

道の駅で軽自動車内に男性変死体

 1日午後2時40分ごろ、埼玉県吉見町久保田の道の駅「いちごの里吉見」敷地内の駐車場で、軽自動車の運転席に座ったまま動かなくなった50~70代の男性を施設職員の30代男性が発見。「車の中にいる男性が応答しない」と119番した。男性はその場で死亡が確認され、病院には搬送されなかった。

 東松山署によると、同施設利用客から施設側に「動いてない車がある」との申し出によって発覚。男性は運転席に座っており、目立った外傷はなく身元が分かるような所持品もなかったという。車は施錠されておらず、鍵は車内で見つかった。男性は身長160~170センチ。体格は細身で上下黒色の衣服を着用していた。同署は男性の身元確認など急いでいる。

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