BMW、印タタ・テクノロジーズとソフトウエア合弁設立で合意

[ベンガルール 2日 ロイター] - インド自動車大手タタ・モーターズ傘下のエンジニアリング・デジタルサービス会社タタ・テクノロジーズは2日、 ドイツ自動車大手BMWグループと合弁会社を設立すると発表した

両社初の提携となる合弁会社は、BMW向けに自動運転やダッシュボードシステム用などのソフトウエアを開発する。合意での金銭的な詳しい条件は明らかにしていない

BMWグループとタタ・テクノロジーズは新会社にそれぞれ50%ずつ出資する。合弁会社はインド南部の都市チェンナイとベンガル―ル、西部の都市プネで営業し、従業員100人で事業を開始する。

BMWはチェンナイに生産工場を持ち、インドでは自動車メーカーのフォース・モーターズからエンジンを入手している。二輪車生産では同国二輪車大手TVSモーターと協力している。

インドはスウェーデンの高級車メーカー、ボルボ・カーズやカナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルなど、世界の自動車と部品メーカーのソフト開発拠点となっている。またトヨタ自動車や独メルセデス・ベンツなどからの生産増強に向けた投資も増えている。

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