シャオミEV、試乗は運転歴2年以上の人限定?試乗中の事故相次ぐ―中国メディア

中国のハイテク大手、シャオミの電気自動車(EV)参入第1弾モデルとなる小型セダン「SU7」に関連し、中国メディアの毎日経済新聞は2日、「試乗は運転歴2年以上の人限定?」とする記事を配信した。

中国のハイテク大手、小米(シャオミ)の電気自動車(EV)参入第1弾モデルとなる小型セダン「SU7」に関連し、中国メディアの毎日経済新聞は2日、「試乗は運転歴2年以上の人限定?」とする記事を配信した。

記事によると、ネット上にこのほど「シャオミ車の試乗は運転歴2年以上の人限定」とする投稿があった。中国メディアの東方財経が無作為に選んだ販売店に問い合わせたところ、「運転歴2年未満の方が試乗を希望される場合は、スタッフが運転し、お客様には助手席で体感していただきます」とのこと。理由について尋ねると、「初心者による事故が多発しているため、安全を考慮して、厳しい基準を設けています」という回答だったという。

SU7をめぐっては、湖北省武漢市と福建省アモイ市で試乗中に事故が発生したと報じられている。

シャオミは3月28日、SU7の受注を開始した。価格は21万5900元(約452万円)から。予約は受け付け開始から4分で1万台、7分で2万台、27分で5万台を突破した。納車の時期は標準モデルで4月末以降。モデルによっては最長7カ月待ちとも伝えられている。年内の納車台数について、複数の機関が6万~8万台と予測している。(翻訳・編集/柳川)

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