ボウリング場や映画館運営「スガイディノス」の持ち株会社が"破産手続き開始" 負債総額は約18億円 2022年の民事再生法申請で事業はすでに譲渡―北海道札幌市

札幌市中央区で運営していた複合娯楽施設も5年前には閉店(2019年6月)

北海道でアミューズメント施設などを運営していた「スガイディノス」の持ち株会社「スガイディノスホールディングス」(本社・札幌市)が破産手続きを始めました。負債総額は約18億円です。民間の信用調査会社、東京商工リサーチによりますと、スガイディノスホールディングスは2018年11月に設立。ゲームセンターやボウリング場、映画館などを手掛けていたスガイディノスの持ち株会社として展開してきました。

しかし、スガイディノスはコロナ禍で度重なる緊急事態宣言の影響などから集客が低迷。2022年5月民事再生手続きを開始しました。アミューズメント事業や映画館事業をスポンサー企業へ譲渡し、ことし2月に清算事務を終えていました。これを受けて、スガイディノスの借り入れの保証を行っていたスガイディノスホールディングスが破産手続きを始めました。スガイディノスホールディングスは、すでに事業を運営していませんでした。

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