大相撲の元幕内北青鵬の暴力問題で、伊勢ヶ浜部屋へ転籍となった宮城野親方(39=元横綱白鵬)が3日、東京・江東区の同部屋にあいさつに訪れた。
約20人の報道陣が集結する中、午前11時前にスーツ姿の宮城野親方は、間垣親方(元幕内石浦)と紗代子夫人らとともに伊勢ヶ浜部屋に到着。師匠の伊勢ヶ浜親方(元横綱旭富士)と約1時間30分にわたって話し合った。
宮城野親方は「今後のこともあって、7日に引っ越しが決まった。片づけとかもあるので、今は(宮城野部屋で)稽古をやる状態ではない。荷物も稽古場に置いてある」と説明。その上で「伊勢ヶ浜親方から『全国、地方を回って(弟子の)親御さんに会ってきなさい』と言われた。一生懸命頑張るとは言えない状態だけど、一日一日頑張るという思いです」と報道陣に頭を下げて、車に乗り込んだ。