四街道市の福星寺 シダレザクラが見ごろ

四街道市の福星寺 シダレザクラが見ごろ

 千葉県内のソメイヨシノの開花は例年よりも遅れていますが、四街道市にある福星寺のシダレザクラはいま、見ごろを迎えています。

 4月2日に撮影した福星寺のシダレザクラ。

 樹齢400年余り、高さ14メートルのシダレザクラは、すでに見ごろを迎えていて、サクラの花びらが風に舞う様子も見られました。

 四街道市によりますと、徳川家康が東金方面に鷹狩りに来た際、立ち寄った寺のサクラを「珍しい」と称えました。

 福星寺のシダレザクラは、そのサクラを株分けされたもので、1616年に寺が創建された記念に本堂前に植えられたということです。

 「知る人ぞ知るサクラの名所」で、平日の2日も見物客が続々と訪れていました。

 四街道市の担当者は、「ソメイヨシノの本格的な開花を前に、シダレザクラを楽しんでほしい」と話しています。

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