聖徳太子の「和」の精神 書道で平和願う催し 下野市・龍興寺

とちぎテレビ

聖徳太子が十七条憲法を定めた日とされる4月3日に、下野市にあるお寺では、書道で平和を願う催しが行われました。

この催しは、聖徳太子が制定した十七条憲法の世界遺産登録を目指す名古屋市の団体「和プロジェクトTAISHI」が企画したものです。

「和」の精神を広めて世界平和を願おうと「十七条憲法」が制定されたとされる4月3日にあわせて、毎年、全国の寺院などで書を奉納する催しが開かれています。

今年は全国43の寺院と施設で行われ、栃木県内では去年に続いて2回目となる下野市の龍興寺で開かれました。

筆をとったのは副住職で書家の阿波昊玄さんです。平和や能登半島地震の被災地復興を願い、十七条憲法の第一条として知られる「和を以て貴しと為す」の字を大きな半紙に力強くしたためていました。

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