池田動物園の売店と食堂 新装開店 木を基調 ぬくもり感じるデザイン

オリジナルグッズなどが並ぶショップ

 池田動物園(岡山市北区京山)の売店と食堂が3日、リニューアルオープンした。木を基調にしたぬくもりを感じるデザインで、カフェ風のテラス席を新たに設けるなど、より安らげる空間に生まれ変わった。

 店舗が入る鉄骨平屋の1棟(141平方メートル)が老朽化したため、1月から改装していた。店名は、来園の足跡としてグッズを手にしてほしい思いと、「ごちそうタイム」と呼ばれる餌やりの愛称を組み合わせて「あしあとショップ&ごちそうキッチン」とした。

 ショップでは愛らしい動物のイラストや岡山弁をあしらったポーチ、タオルなど約30種類を販売。食堂部分は屋外を含め約60席が並び、甘口の「ホワイトタイガーカレー」(750円)をはじめ、麺類やスイーツといった多彩なメニューが味わえる。軽食コーナーも整備している。

 開店に先立ち現地で式典が開かれ、窪田健太郎専務が「お客さまが喜び、長時間楽しめる動物園にしたい」とあいさつ。関係者らがテープカットした。

 7日まで記念のプレゼント企画があり、利用した各日先着200人にオリジナルシール、3千円以上購入した同20人に特別仕様の缶バッジが贈られる。

木を基調にしたデザインに生まれ変わった食堂
オープンに先立ちテープカットする関係者ら

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