南キャンしずちゃん 大阪で個展開催「大阪城と食べ物が描かれてます」

個展を開いたしずちゃん

お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃん(45)が3日、大阪・阪神梅田本店8階で行われた個展「しずちゃんの、創造と破壊 展」(3日~9日)のプレスプレビューに出席した。

しずちゃんは東京で過去2回個展を開催したが、大阪では初めて。今回のために新作8点を描き上げてきた。

若竹色に虎が踊るシャツと黒のロングスカート姿で現れたしずちゃんは作品を指さし「いつも個展の会場のイメージで描かせていただくんです。今回、大阪ということで、大阪城と食べ物が描かれてます。阪神タイガーズのイメージとピンクのヒョウ柄。キリンは、ずっと前にロケで天王寺動物園に行ったらキリンがめちゃくちゃかわいかったから描きたくなった」と解説。また、今年1月に鑑賞したキュビズム展の作品の影響を受けたと明かした。

南海キャンディーズは、昨年コンビ結成20周年を迎えた。昨年5月に東京・銀座三越で行われた個展には、相方の山里亮太も駆けつけていた。「私がコロナ禍で描いた作品なんですけど、それを見た山ちゃんは『心の闇が出てるね』って、私は前向きな明るい絵を描いたつもりやったのに」と口をとがらせた。

会場に並べられた著書「5000グラムで生まれた女のちょっと気ままなお話」(ワニブックス)について「私が45年生きてきて、振り返ってみたんです。私はコンプレックスが大きかったんで、自分に自信がないし、嫌だったけど、芸人になったことでコンプレックスがプラスに変わって元気になるって気づいた。コンプレックスや悩みを持っている人に読んでほしい」と語った。

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