【F1】RB角田裕毅の鈴鹿快走に追い風 メキース代表「フロア部分がアップデートされる」

メキース氏

F1のRBを指揮するローラン・メキース代表(46)が、日本グランプリ(GP=7日決勝、鈴鹿)で角田裕毅(23)らが乗るマシンにアップデート(改良)を入れると明言した。

日本GPに向けた公式イベント「F1東京フェスティバル2024」が3日に六本木ヒルズアリーナで開催され、メキース代表が登場した。

鈴鹿決戦のプランについて問われると「(チームの)本当の現状が見られる。良い結果だといいが、未知の世界というのが正直なところ。車がどこまで仕上がっているか確認するところだ」と慎重に語った。

それでも、手は打つ方針だ。鈴鹿でマシンのアップデートを行う可能性について「おっしゃるとおり、アップデートを導入していく。フロアの部分がアップデートされる」と明言。「本当に細かいところで微調整のアップデートになるが、それでも0・0何秒か得られたら幸せなことだ」とさらなる速さを突き詰めていく構えだ。

前戦のオーストラリアGPで7位躍進を果たした角田に対する期待も大きく「その中でユウキはエクストラモチベーションを持っている。日本のファンのみなさんの応援、そしてホームグラウンドで走ることができることは、彼にはプラスになるので良い結果を期待したい」と力を込めた。

マシンの性能アップで角田の快進撃に期待は高まるばかりだ。

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