遊びを通じて環境への理解を深めてもらうイベントが31日、京都府八幡市八幡の市文化センターで開かれた。エコの題材を取り入れたかるたや射的、発電機を使ったおもちゃ遊びが登場し、親子連れが楽しんだ。
環境や文化をテーマにした市民交流や市内の清掃活動などに取り組むNPO法人「22世紀八幡ルネッサンス協会」(同市)が昨年に続き、開催した。
会場には、節水や食品ロス対策などをテーマに市が製作したかるたや、地球温暖化や海洋プラスチック問題を解説した児童書のコーナーなど10のブースが登場した。おもちゃの銃を使った射的では、エアコンや冷蔵庫といった家電の絵が描かれた六つの的が並び、消費電力が最も高い家電を狙うルールで子どもたちが楽しんだ。
手回し発電機を使って、電動の人形や扇風機を動かす体験もあった。京都市山科区から家族で訪れた4歳の子どもは「おもちゃが動くのが不思議」と笑顔だった。