寺に侵入し現金3500万円盗んだ疑い 群馬、宮城など10県警が男2人逮捕

 寺院に侵入して現金などを盗んだとして、群馬、宮城など10県警の合共同捜査班は3日、建造物侵入と窃盗の疑いで、太田市の無職の男(27)を逮捕、邑楽町の建設作業員の男(24)を再逮捕した。

  2人の逮捕容疑は共謀して昨年9月8日午前1時25分~同2時5分ごろまでの間、東京都八王子市の寺院に侵入し、男性住職(84)が管理する現金約3512万2000円と金庫など計32点(時価計約20万9000円相当)を盗んだ疑い。

 群馬県警捜査3課は捜査に支障があるとして認否を明かしていない。建設作業員の男は1月に福島県内の寺院を狙った窃盗事件で逮捕されていた。

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