ミニストップは4月3日、「PBリニューアル発表会」を開催した。
<付加価値の高いPB商品を強化>
※左から仲澤取締役、ニューヨーク、岩田執行役員
2024年度のプライベートブランド(以下:PB)は、ファストフードを中心とした価値ある商品、生活者の節約志向に対応したトップバリュ含む低価格商品の開発を強化する。
<商品にキャッチコピーを記載>
仲澤光晴 取締役 商品・デジタル担当は「当社はお客様が店舗に来たくなる商品開発と、デリバリーなど店舗以外のタッチポイント拡大を推進している。今回のPBリニューアルでは、商品にアピールポイントをわかりやすく記載し、手に取っていただきやすいよう、パッケージを改良した。店頭では、すでにパッケージを変更した商品が700SKU並んでいる。4月1日から始まった北海道フェアでは、北海道産の牛乳を使ったフロート2品やお弁当など価値ある商品をそろえた」と説明した。
<北海道フェアの商品など>
岩田麻希 執行役員 SPA・マーチャンダイジング本部長は「現在、ファストフードなど日配商品の90%がPB。菓子類はトップバリュも含めるとPBが10%を占める。生活者の節約志向に対応した、税別88円からのポテトチップスなどお買い得品を強化。トップバリュの中でも、低価格のベストプライスはイオングループにおいて、業態ごとのPB開発もしているが、スーパー業態よりも安い商品の投入を計画している。また、トップバリュ商品の店舗での販売コンクールやコーナー化といった実験も行っている」と述べた。
<低価格のスナック類もそろう>
北海道フェアでは、4月5日から「カフェラテフロート」、「つぶつぶいちごミルクフロート」(各税別370円)を発売。北海道産牛乳とミニストップ自慢のソフトクリームを使ったこだわり商品だ。
<ニューヨークの2人が試食>
発表会ではニューヨークの嶋佐和也さんと屋敷裕政さんが、フロートを試食。キャッチコピーを披露し、会場を盛り上げた。
取材・執筆 鹿野島智子
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