「隣人が鍬を持って入ってきて殴られた」と110番通報 所持していたのは刃渡り6センチを超える斧 89歳の男を逮捕

島根県浜田市で、正当な理由がないにもかかわらず、刃渡り6センチを超える斧を所持していたとして4月3日、男が浜田警察署に逮捕されました。

銃砲刀剣類所持等取締法違反の容疑で逮捕されたのは、浜田市に住む無職の男(89)です。

警察によりますと、4月3日、午前10時15分ごろ、「隣人が鍬を持って入ってきて殴られた」と110番通報があり、現場に警察が向かうと、現場近くの男の自宅駐車場で、男が鍬ではなく刃渡り6センチを超える斧を持っているのを発見、その場で現行犯逮捕しました。

押し入った家で男は、相手の背中や手をたたいたということですが、けがの程度は現在捜査中で、命に別状はないとのことです。

男は「斧を持っていたのは間違いない」と容疑を認めています。

浜田警察署によると、これまでに男に関する相談などは寄せられていなかったということです。
事件の経緯や動機などについて、浜田警察署が調べています。

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