鹿沼の瀬谷新聞店がカフェオープン 空き家改装、5月本格営業開始へ 自家製スイーツやランチ提供

プレオープンしたカフェ

 【鹿沼】地域交流の場をつくろうと、新聞販売店「瀬谷新聞店」(下田町1丁目)は2日、中田町の空き店舗を改装しカフェ「KEYHOLE(キーホール)」をプレオープンした。5月に本格営業を始める予定。

 同店は年2回の「せやマルシェ」の開催など地域貢献事業を多種展開。空き家になっていた築60年の物件を同店が買い取り、国の事業再構築補助金を活用してリノベーションした。中心市街地の再活性化も狙う。

 1階はカフェで、自家製スイーツや新鮮野菜を使ったランチを提供。2階はコワーキングスペースとしている。一般財団法人「おもい・つむぎ財団」の「みんなのアートプロジェクト」に協賛者への返礼として、草間彌生(くさまやよい)さんら現代アーティストの作品を借りて展示している。

 瀬谷一世(せやかずよ)社長(44)は「人と人がつながり、鹿沼が盛り上がるきっかけになれば」と話した。プレオープン期間は午前10時~午後3時。日曜祝日は定休。(問)同カフェ080.2365.0402。

© 株式会社下野新聞社