個人情報2件を誤送付 群馬県社会福祉事業団、利用者のものを別人に

 群馬県は2日、県立障害者リハビリテーションセンター(伊勢崎市)を運営する指定管理者の県社会福祉事業団(前橋市)が、利用者の個人情報2件を誤って別人に郵送する事案があったと発表した。

 県障害政策課によると、2件とも利用料の請求書を発送する際、別の利用者の個人情報を含む書類を同封した。それぞれ1、3月に発生し、いずれも誤って届いた利用者の家族からの連絡で分かった。

 1月の事案は別人の書類が未開封だったため同事業団が県に報告しておらず、3月の事案発生時に判明した。原因は事務的なミスで、県は同事業団に対して個人情報の管理を徹底するよう指導した。

© 株式会社上毛新聞社