ワウリンカやベレッティーニ、ゴファン…かつてのトップ10が初戦突破[ハッサン2世グランプリ]

ワウリンカら元トップ10プレーヤーが初戦突破

現地4月2日、男子ツアー「ハッサン2世グランプリ」(モロッコ・マラケシュ/ATP250)シングルス1回戦が行われ、スタン・ワウリンカ(スイス/世界ランク82位)やマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同135位)らが初戦突破を果たした。

クレーコート・シーズンの始まりとなった今大会は、かつてトップ10にいたベテランたちが躍動した。

元世界ランク3位でグランドスラムを3度制したワウリンカは、3月28日に39歳の誕生日を迎えたばかり。昨季後半にはトップ50だったが今季は勝ち星に恵まれずにランキングを落としている。この日はアルベルト・ラモス・ビニョラス(スペイン/同103位)に6-1、6-4で快勝。3大会ぶりに初戦を突破した。

足首など度重なる怪我で3月に復帰したばかりのベレッティーニは、第6シードのアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン/同56位)と対戦。試合を通して1度もブレークを許すことなく、6-2、6-1で昨年の全米オープン以来となるツアー勝利を挙げた。

「戻ってこれてうれしいよ。何度も言ったけど7か月もプレーできなかったのは長かった。恋しかったし、今はエネルギーに溢れている。とにかく楽しんでいるよ」と喜んだ。

そのほかにも予選から勝ち上がっている元世界7位のダビド・ゴファン(ベルギー/同102位)や元世界9位のファビオ・フォニーニ(イタリア/同100位)らが2回戦進出を果たしている。

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